【解説】コインランドリーで布団を丸洗いする方法!失敗しないコツは?

お役立ちコラム

布団をクリーニングに出すと、戻ってくるまでに数日かかったり、料金が高かったりして大変ですよね。「もっと安く、今日中に洗いたい」という方には、コインランドリーが断然おすすめです!実はコツさえ掴めば、誰でも簡単にプロ級の仕上がりにできるんです。この記事では、洗える布団の見分け方から、生乾きを防ぐ乾燥テクニックまで、専門家ならではの視点でご紹介します。今日洗って、今夜は極上の寝心地を手に入れましょう。

なぜコインランドリーで布団を洗うのがおすすめ?

毎日肌に触れる布団ですが、実は洋服以上に汚れていることをご存じでしょうか? 人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われています。さらに、皮脂汚れやフケはダニの格好のエサになってしまうのです。
自宅の洗濯機では入りきらないし、クリーニング店は高い…。そんな時こそ、コインランドリーの出番です。ここでは、コインランドリーを利用する3つの大きなメリットをご紹介します。

ダニ対策には「高温乾燥」が最強

天日干しはお日様の匂いがして気持ちいいですが、実はダニ対策としては不十分なことがあります。ダニは50℃以上の高温でないと死滅しないと言われており、日光だけではその温度に達しにくいのです。
コインランドリーのガス乾燥機は、70℃〜80℃近い高温の熱風で乾燥させます。この強力な熱風により、繊維の奥に潜むダニをしっかりと退治することができるのです。アレルギーが気になる方や、小さなお子様がいるご家庭には特におすすめです。

クリーニングより圧倒的に「安い&早い」

一般的なクリーニング店に布団を出すと、1枚あたり3,000円〜5,000円程度の費用がかかり、仕上がりまでに1週間以上かかることも珍しくありません。
一方、コインランドリーなら、洗濯から乾燥まで合わせても1,500円〜2,000円程度で済むことが多く、非常に経済的です。さらに最大の魅力は「その日のうちに持ち帰れる」こと。朝出して夕方受け取る必要もなく、思い立ったその日から清潔な布団で眠ることができます。

寝心地が変わる!驚きの「ふんわり感」

コインランドリーの乾燥機は、大きなドラムの中で布団を叩きつけるように回転させながら、空気をたっぷり含ませて乾燥させます。これにより、中の羽毛や綿がほぐれ、空気の層ができることで、驚くほどふっくらとした仕上がりになります。
ペチャンコになっていた羽毛布団も、乾燥機にかけるだけでボリュームが復活し、保温性もアップします。「まるで新品みたい!」と感動される方も多いんですよ。

洗濯前に必ずチェック!洗える布団と洗えない布団

コインランドリーへ行く前に、必ず確認していただきたいのが「その布団、本当に洗って大丈夫?」という点です。素材によっては、水洗いすることで縮んだり、固まったりしてしまうものがあります。失敗を防ぐために、以下のポイントをチェックしましょう。

まずは「洗濯表示タグ」を確認しよう

布団の端についているタグを見て、「洗濯機マーク」や「手洗いマーク」がついているか確認してください。「水洗い不可」のマーク(桶に×印)がついている場合は、残念ながらコインランドリーでは洗えません。無理に洗うと中の素材が偏ったり、生地が破れたりする原因になります。
また、最近の表示は記号が変わっていることもあるので、不安な方は消費者庁のガイドなどを参考にしてみてください。

「キルティング加工」があるかが重要

「キルティング加工」とは、布団の表地と裏地を縫い合わせ、中綿が偏らないようにするための格子状や波状の縫い目のことです。
この加工がされていない布団(和布団など)を洗うと、中の綿が片寄って団子状になってしまい、元に戻らなくなります。キルティング加工がない布団は、専門のクリーニング店にお任せするのが無難です。逆に、キルティングされている羽毛布団やポリエステル布団は、比較的安心して洗えるものが多いです。

素材別の注意点(羽毛、羊毛、綿、ポリエステル)

  • 羽毛布団(ダウン): コインランドリー利用の王道です。水洗いでさっぱりし、乾燥でふんわり蘇ります。
  • ポリエステル(化学繊維): 水に強く、型崩れしにくいため、最も洗いやすい素材です。
  • 羊毛(ウール): 水洗いすると縮んでフェルト状に固まる性質があります。「ウォッシャブルウール」などの表示がない限り、コインランドリーでの洗濯は避けましょう。
  • 綿(コットン): 水を含むと非常に重くなり、脱水時に洗濯機が止まったり、乾燥に時間がかかりすぎたりすることがあります。和布団(真綿)は避けたほうが良いでしょう。

初めてでも安心!失敗しない布団洗いの手順

洗える布団だと確認できたら、いよいよ実践です。ここでは、コインランドリーで布団を洗う際の基本的な手順と、プロが教える「失敗しないコツ」をステップごとに解説します。

ステップ1:布団をネットに入れる(またはヒモで縛る)

布団をそのまま洗濯機に入れると、回転による摩擦で生地が傷んだり、中綿が出るリスクがあります。布団専用の大型洗濯ネットに入れるか、ない場合は麻ひもなどでロール状に丸めて数カ所縛ってから入れると安心です。
ただし、最近のコインランドリーにある「敷布団専用コース」などが搭載された最新機種の場合は、ネットなしで洗えることもあります。店内の案内表示をよく確認しましょう。

ステップ2:適切なサイズの洗濯乾燥機を選ぶ

洗濯機にはサイズ(容量)があります。布団を入れたとき、ドラムの「9割程度」が埋まるサイズが洗濯には理想的です。逆に、乾燥のみを行う場合は、空気が循環するスペースが必要なので、「大きめ(ドラムの半分〜6割程度)」を選ぶのがコツです。
洗濯から乾燥まで全自動で行う「洗濯乾燥機」を使う場合は、詰め込みすぎると乾きムラができるので、余裕のあるサイズを選びましょう。「布団丸洗いOK」と書かれた大型の機械を選ぶのがポイントです。

ステップ3:洗剤は自動投入が基本!コース選び

最近のコインランドリーは、洗剤や柔軟剤が自動で投入されるタイプがほとんどです。自分で洗剤を持っていく必要はありません。
コース選びでは、「羽毛布団コース」や「大物洗いコース」などがあればそれを選びます。ない場合は通常の洗濯乾燥コースでOKです。また、予洗い機能(ドラム洗浄)がある場合は、布団を入れる前に一度空回しして、ドラム内を清潔にしておくと気持ちよく使えますよ。

ステップ4:乾燥は「しっかり」が鉄則!生乾きを防ぐ裏ワザ

布団洗いで最も重要なのが「乾燥」です。表面が乾いているように見えても、中の羽毛には湿気が残っていることがよくあります。生乾きはカビや臭いの原因になるので、徹底的に乾かしましょう。

【プロの裏ワザ】
洗濯乾燥コースが終わった後、一度布団を取り出してみてください。もし湿っている部分があったり、中心部が冷たかったりしたら、「乾燥のみ」を追加します。その際、布団を裏返して入れ直すと、熱風がまんべんなく当たり、均一に乾きます。
また、テニスボール(硬式)を2〜3個一緒に乾燥機に入れると、ボールが跳ねて布団を叩き、よりふっくらと仕上がりますよ(※店舗によっては禁止されている場合もあるので確認してください)。

気になる料金と時間の目安は?

店舗や機械のサイズによって異なりますが、一般的な目安をご紹介します。

料金の相場

  • 洗濯乾燥コース(中型〜大型): 1,200円〜1,800円程度
  • 追加乾燥: 10分あたり100円(30分〜60分追加すると+300円〜600円)
  • 合計: おおよそ 1,500円〜2,500円 で1枚の布団を完璧に仕上げられます。

所要時間の目安

  • 洗濯工程: 30分〜40分
  • 乾燥工程: 60分〜80分
  • 合計約1時間半〜2時間

羽毛布団の場合、乾燥には時間がかかります。通常のコース(60分程度)が終わった後、追加で20〜30分乾燥させると確実です。少し時間はかかりますが、この手間で仕上がりの「もちもち感」が段違いになります。

「布団洗いOK」なコインランドリーを効率よく探す方法

布団を洗うには、大型の洗濯乾燥機が必要です。小さな店舗や古い店舗だと、布団が入るサイズの機械が置いていないこともあります。重い布団を抱えて行ったのに「洗えなかった…」なんてことにならないよう、事前のチェックが欠かせません。

大型機器や駐車場がある店舗がベスト

布団は大きくて重いので、車で運ぶ方が多いと思います。そのため、「駐車場完備」の店舗を選ぶのがスムーズです。また、待ち時間を快適に過ごすために「Wi-Fiがあるか」「近くにスーパーがあるか」などもチェックポイントになります。

東京コインランドリーNAVIで条件を絞って検索!

当サイト「東京コインランドリーNAVI」では、東京都内のコインランドリーを詳細な条件で検索できます。
マップ検索」機能を使えば、自宅近くの店舗が地図上でひと目でわかりますし、「詳細絞り込み」を使えば、「布団洗いOK」「スニーカーランドリーあり」「駐車場あり」「電子決済可」などの条件で、あなたのニーズにぴったりの店舗を見つけることができます。

「雨が続いているから乾燥機だけ使いたい」「スニーカーも一緒に洗いたい」といった場合にも便利ですので、ぜひ活用してみてくださいね。

まとめ

コインランドリーでの布団丸洗いは、ダニ対策、時短、コストダウンとメリットだらけです。ポイントは「洗濯表示の確認」「適切なサイズの選択」「徹底的な乾燥」の3つ。これさえ守れば、誰でもプロ並みのふわふわ布団に仕上げることができます。特に季節の変わり目は混み合うこともあるので、事前の場所確認がおすすめです。

「うちの近くに大型のコインランドリーはあるかな?」と思ったら、まずは東京コインランドリーNAVIのマップ検索を使ってみてください。駐車場や空き状況(対応店のみ)もチェックして、賢く洗濯を済ませましょう!

東京コインランドリー検索では、今後も皆様の洗濯ライフに役立つ情報を発信してまいります。

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